のどの王子さま
私たちの体に住んでいる、
たくさんの小人の中に、
ひとりだけ王子さまがいます。
のどにいる王子さまを大切にしていますか?
不思議な水の上、
ゆりかごの小舟にゆったりと乗って、
金の竪琴を持って眠っている王子さま。
ご機嫌なときは、素敵な音を奏でてくれる。
そんな王子さまをひどい目に遭わせてはいない?
首や頭を動かすたびに、
ボチャンと水に落としちゃう。![]()
上から汚い水を浴びせたり、
けとばして壁にぶつける、水の中に沈める・・。![]()
王子さまへの振る舞いとも思えません。
何て哀れな王子さまでしょう。竪琴も傷だらけ。
これじゃ良い音も出ないでしょうね。
まわりにいる小人たちも、一緒に息も絶え絶え。![]()
警護もできない有様です。
気持ち良く揺れるゆるやかな波の上に
優雅に漂う小舟。
ゆるやかに揺れる波は私たちの体です。
王子さまが暮らしている部屋はとても広くて、
まるで海のように広い。
虹色のミストシャワーに包まれているはず。
いつの間に、こんな狭くて
天井の低い洞窟にしてしまったの?
さわってごらんなさい。首はがちがち。
肩も凝るのはあたりまえです。
ところで、
この王子さまは体のてっぺんに住んでいるの。
体と頭の世界は王子さまの位置で分かれています。
王子さまに必要な、ゆったりとした波は
体(つまり胸)から送られているのを忘れずに。
不思議な水は胸の中。そして背中の中です。
王子さまから上は頭の世界。
頭の中の「のど」はまた別の場所よ。
王子さまを無理矢理持ち上げていかないでね。
つながっているようで、つながっていません。
王子さまは胸の上。
そう思ってごらんなさい。
どこからかシュワシュワとミストが広がって来ます。
しめつけられていた首が、ふわーっとほどけて
頭の中までミストが広がった?
王子さまが解放されてほっとすると、
お礼に気持ちの良いアクビがもらえるでしょう。
やっぱり、からだの世界は不思議の世界?
| 固定リンク | コメント (5) | トラックバック (0)










最近のコメント